ストーリーのあるかご moily
February 28, 2018
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先進国と呼ばれるこの国の中で生まれ、目まぐるしい速度で進む日々の中で育ち、
私達の社会ではいつしか自らの人生を擦り減らしてでも働くことが良しとされてきました。
しかし、そんな人工的な豊かさの裏で失われたいくつもの大切なものがあったように思えてなりません。
今日の朝、あなたは喜びと共に目が覚めたでしょうか。向かわなければならない道の途中で何度風を感じたでしょうか。
アジアの中でも最貧国の一つとされるカンボジアには、物が溢れる便利なビルの群れはありません。国の隅まで整備されたコンクリートも道もありません。
しかしまるで背伸びをするかのように広がる大地や、採れたての野菜を皆で喜ぶ時間や、充分な電気はなくとも、一つの灯りに集い食事をする家族の姿があります。
裕福になるためのルールに追われ、手にし過ぎるあまり捨てることさえ奨励されるこの国のこの時代で、もう一度立ち止まり本当の豊かさの意味を考えなければならない時期が到来したように思えます。
moilyではカンボジアの村人が一つ一つ丁寧に自然の息吹をこめ、生きる喜びをかたどり、温もりが伝わるように、願いと共に商品を作りあげています。
カンボジアに吹く風が、たくましく根を張る草が、手にした方の胸に吹き、今一度「豊かさとは何か?」と、
問い直すきっかけになりますように (moily HPより)

スクエア/深 はこんな風にお茶セットにしても・・・。
moilyの始まりは、2009年まだ学生だった池宮さんが初めてカンボジアを訪れとことからだったそうです。
大切なことは、自分たちで解決するために寄付に頼らず、自分たちでお金を作り出して解決していくこと・・・。
デザインを変えれば、もともとある技術を守りながら雇用を作り、カンボジア独自の商品が作れる!そしてこれでちょっぴり社会をよくする仕組みがつくれたらと moilyを立ち上げたそうです。

ひとつひとつのかごに編み手の名前が書いてあります。作り手が身近に感じられます。
◎素材の変化
カンボジアの素材「ラペア」は素材自体が美しく丈夫なため塗装はしてありません。
つやも自然そのものです。収穫後は青々とした緑色ですが、太陽に当たり、日焼けをしていくと、
どんどん茶色に変わっていきます。変化もお楽しみください。緑色のものはまだ香りもしますよ!
◎ラペアはもともと魚獲りに使うかごです。
水で洗っていたて構いません。
ただ、乾かさずに放置するとカビの原因になります。よく乾燥させてください。
◎ラペアはトゲのある細長い素材です。ベトナムとカンボジアしか育たないそうです。
素材がこんなに滑らかなのは一本一本ナイフで丁寧に整えているからです。
ここまできれいに整えたかごはカンボジアでは見ることができません。
OICHO COOFFさんの焙煎コーヒー暮らし野ブレンド(豆・粉)、ニルギニ紅茶 入荷です。
2枚目写真にちらっと写ってます!
蛙トープ
open
10:30~16:30
日・月・金
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